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Thursday 8 May 2014

イギリス配偶者ビザの申請について

先日、イギリスの配偶者ビザ(Spouse/partner visa)を無事取得しました。
ビザ取得にあたり、皆様、かなり苦労されているようですので、私の実例を参考にしていただければと思います。ちなみに私はエージェントなどは通さず全て自分で申請を行いました。ちなみにパートナーはイギリス在住のイギリス人、バツイチ、年収£18,600以上です。交際歴4年。ちなみに、交際当初は無職でしたが、今では立派な職業につきバリバリ働いています。私は現在英国の大学院在学中で、今年の7月に卒業する予定です。ちなみに結婚はしていません。

【申請前に確認しておきたいこと】
イギリスの配偶者ビザの条件は時間が経てば経つほど厳しくなっていくだろうと言われています。また、同じ年でも9月と1月で、申請条件が変わっている場合があります。ビザを申請する時期直前の条件を必ず再確認すること。そして申請書類は熟読してください。
2年間の一緒に住んでいた、又は交際していたという証拠書類を提出しないといけません。二人の名前が連名になっている書類、又は個々宛であっても同じ住所宛になっている書類は必ず残しておくこと。
[例] 銀行で二人の口座をつくる、Home insurance、car insurance など。

私の場合は大学院在学前からこのことを知っていたので、銀行を通してHome Insurance(月々£10程)に加入していた書類が連名になっていることに気づき、その書類を大切に保管していました。

【提出書類】
IELTSスコアシート(基準にA1以上のスコアが必衰とありますので参考資料はこちら
6ヶ月分のパートナーの給与明細
自分宛の手紙(銀行2枚、携帯、免許(DVLA))
彼宛の手紙(年金2枚、銀行2枚、免許1枚)
連名の手紙(火災・盗難保険3枚)
彼の離婚証明書

個々の写真とパスポート

注)手紙は全て同じ住所宛のものです。

【料金】
私が提出した当時、2014年3月中旬までは£586でしたが、現在2014年5月8日は£601となっています。料金も毎年、小刻みに上がっていっていますので、随時確認すること。

【期間】
2014年3月24日に郵送、4月8日にバイオメトリックテストの書類を受け取り、当日近くの郵便局で実施、4月30日にレジデンスパーミットカード受け取り。

彼が海外出張の為、パスポート変換の申請を途中で行いましたが、パスポートが手元に届いたのは申請から3週間後でした。

【最後の小言】
とにかく高いの一言です。エージェントを通す、またはプレミアムサービスなど料金を払えば、手続きはぐんと早くなりますが、プレミアムサービスも£400の上乗せは私にとっては大きな痛手です。料金も確実に毎年上がっていますし、今後、もっと値上がりしていくのは周知の通りです。
また、一度リジェクトされると、次の検閲の際必ず目をつけられるそうです。一度の申請で突破するように、とにかく慎重に提出書類を吟味することをお勧めします。

イギリスへの長期滞在にあたり、どのvisaの申請条件も年々厳しくなっています。他国(EU含む)からの移住者がイギリスでの雇用を占拠しはじめているというのがよくニュースになっている主流の原因のようですが、裏を返せばイギリスの手厚い福祉制度を利用し、イギリス人または移住者とその家族が税金をむしばんでいるという財政事情があるようです。

結婚しているにも関わらず、visaの許可がでないという記事をよく拝見しますが、実際visaの為にイギリス人と結婚し、すぐに離婚し、イギリスに居座っているという人を日本人も含めよく見かけます。こういう人達に限って、働かきもせず、イギリスの福祉制度に頼っているんですよね。これは私が今まで会った100%のイギリス離婚移住者の状況です。この怠慢な状況を改善するべく、イギリス政府がビザ制度を厳しくしているのには納得です。

時間はかかりますが、自分の将来の為にも、もし自分のパートナーが無職であればきちんとした職に就かせる!働け人類!

なんてね。





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